NTT都市開発とNTTデータ経営研究所は12月21日、NTT都市開発が運営する、東京都葛飾区の高齢者向け住宅「ウェリスオリーブ新小岩」のCO2排出量を、カーボン・オフセットで実質ゼロに削減すると発表した。

地球環境を保つために、C02排出の抑制が急務となっている。「ウェリスオリーブ新小岩」では、省電力機器の導入をはじめ、屋上緑化・植栽などと併せて、カーボン・オフセットの実施を開始した。

カーボンオフセットとは、自主的なC02削減努力では達成できないCO2排出を、植林やクリーンエネルギーなどの事業に投資することで、排出C02を相殺（オフセット）する活動のことだ。

NTT都市開発のマンションブランド「ウェリスオリーブ新小岩」はWELL（心地よい）”と“WITH（共に）”がコンセプトの高齢者向け住宅。介護や医療と連携し、高齢者を支援するサービスを居住者に提供する。

高齢者向け住宅におけるカーボン・オフセットは、居住者の日常生活におけるCO2排出量を実質的にゼロとすることで、そこに住まう人たちに、地球と共生する「心地よさ」を提供する取り組みでもある。

「心地よさ」が、訪れる家族などを通じて子や孫へと伝わることを通して、「次世代に語り継ぐカーボン・オフセット」の実現が期待される。

ニュースリリース／NTT都市開発株式会社、株式会社NTTデータ経営研究所
http://www.nttud.co.jp/news/detail/640.pdf