11月の供給戸数大幅減に!
株式会社不動産経済研究所は、2012年11月の首都圏マンションの市場動向を12月13日に発表した。発表によると供給戸数が15.1%と大幅な減少となり、契約率も69.7%に落ち込んだ。一方価格に関しては10.7%の増加で5,003万円であった。
11月の詳細な市場動向
11月の新規発売戸数は4,093戸となり、前年同月の4,820戸と比べると15.1%もの大幅な減少となった。また対前月では2,887戸と比べ41.8%増加した結果となった。地域別発売戸数では、東京都区部2,101戸で、全体比では51.3%を占め、都下156戸は同3.8%、神奈川県807戸で同19.7%、埼玉県585戸で同14.3%、千葉県は444戸で同10.8%という結果になっている。
契約戸数と地域契約率
新規発売に対する契約戸数では、2,852戸となり月間契約率は69.7%で前月の72.7%%に比べると3.0ポイント減少し、前年同月では79.6%と比べても9.9ポイントの減少となった。11月の地域別契約率に関しては、都区部74.7%で、都下が73.1%となった。また神奈川県では64.1%、埼玉県46.0%、千葉県86.0%の結果となった。

戸当たりの平均単価
11月の1戸当り平均価格は5.003万円となり、1m2当り単価では72.1万円という結果となった。10月の平均価格が4,218万円と比べると785万円増で18.6%の上昇となり、m2単価は、60.9万円であり、11.2万円の上昇で18.4%も上がっている事が分かった。前年同月比総額は2011年11月が4,519万円で484万円となり10.7%の上昇となり、m2単価は65.0万円であったのに対して、7.1万円と10.9%上昇していた事がわかった。
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