子育て世帯の住宅購入に関する意識調査
子育てママを対象にした意識調査を、住宅・不動産の総合サイト『SUUMO』と、ベネッセのコミュニティサイト『ウィメンズパーク』が協同で開始した。その第1回調査となる「住まい購入のお金事情」の結果が、11月21日に公開された。調査対象となったのは、住宅購入の経験がある25~49歳の既婚女性2,038名。子育て世代ママの住宅購入をめぐるお金事情とは、どのようなものだったのだろうか?
まず、「住まいを探そうと思った理由」を尋ねたところ、圧倒的に多かったのは「子どもや家族のために家を持ちたいと思ったから」の60.3%。2位「もっと広い家に住みたかったから」(32.1%)、3位「持ち家のほうが自由に使えて気兼ねがないから」(30.2%)を、大きく引き離した。
「予算よりも購入額が増えた」8割以上
次に「家選びの際にあなたがゆずれないと思った条件」を尋ねたところ、新築・中古マンションを購入したママからの回答では、「価格」が56.0%と半数を超えた。しかし、これは他の理由と比べて突出して高い結果にはならなかった。一戸建て住宅を購入したママの回答を見ると、「価格」は第3位にとどまっている。
このことから、住まいを決めるポイントとして価格が最優先されているわけではないという結果が明らかになった。このような状況のためか、「当初の予算から購入額は増えた」という回答も半数を超えている。
購入後は食費や衣服費を節約
購入後のローン返済対策を尋ねたところ、「食費の抑制」(49.3%)がトップ。続いて「衣服費の抑制」(39.7%)、「懸賞・アンケート等によるポイント獲得などのプチ稼ぎ」(38.2%)などが上位にあがった。購入当時の世帯年収を見みると、1位が「400万円~600万円未満」の36.8%。続いて「600万円~800万円」(25.4%)、「200万円~400万円未満」(12.6%)だった。プレスリリース/株式会社リクルート住まいカンパニー
http://www.recruit-sumai.co.jp.pdf