分譲マンション市場動向
不動産経済研究所は11月15日、10月度「首都圏マンションの市場動向」を発表した。市場動向によると契約率は72.7%と7割を超えたものの、供給戸数は2,887戸にとどまった。前年同月の3,372戸より、14.4%減。千葉県を除いて減少傾向にあり、特に東京都全域では26.6%の大幅な減少をみた。
契約率の72.7%は、前年同月比2.1ポイントアップ。前月比では3.4ポイントのアップとなる。

1戸当り価格4.0%下落
1戸当り価格は4,218万円と、前年同月比で177万円(4.0%)のダウン。1平米当り単価は60.9万円で、2.0万円(3.2%)ダウンした。販売在庫数は4,519戸。前月末比24戸の減少となった。即日完売物件は8物件。江東区「プラウドタワー東雲キャナルコート5期2次」(20戸、平均5,650万円)、多摩市「Brillia多摩ニュータウン3期1・2次」(87戸、平均3,675万円)、保土ヶ谷区「プラウド横濱星川」(61戸、平均4,852万円)、中原区「プラウドシティ元住吉2期」(66戸、平均5,607万円)、中央区「プラウド別所沼公園ディアージュ1期」(43戸、平均4,913万円)などに人気が集まった。
10月の超高層物件(20階以上)は、前年同月比28.3%増の22物件408戸。契約率は71.8%だった。
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