首都圏、住宅地価格 -0.8%、既存マンション価格 -1.0%
三井不動産リアルティは、「リハウス・プライスリサーチ (首都圏版・関西圏版・名古屋圏版)」の、2012年第2四半期、4月~6月(2012年7月1日時点)の調査結果を発表した。「リハウス・プライスリサーチ」は、三井不動産リアルティネットワークが、住宅地・既存マンションの価格動向を四半期毎に定点調査し、その変動率を表したもの。
調査結果によると四半期変動率は、首都圏で、住宅地価格-0.8%(年間 -4.0%) 既存マンション価格 -1.0%(年間 -3.6%)、関西圏で、住宅地価格 -0.2%(年間 -1.2%) 既存マンション価格 -0.7%(年間 -2.6%)、名古屋圏で、住宅地価格 -0.2%(年間 -0.4%) 既存マンション価格-0.3%(年間 -1.7%)となっている。
*画像は 三井不動産リアルティ ニュースリリース
「第61回リハウス・プライスリサーチ 首都圏版」より

首都圏、関西圏、名古屋圏共、横ばい傾向が続くと予測
三井不動産リアルティでは、調査結果による今後の見通しとして、首都圏では、住宅地価格は前回(-0.9%)に引き続き横ばい傾向、既存マンション価格は、-1.0%と前回(-1.0%)と、やや下落傾向が継続。住宅地、既存マンション共、上昇個所と下落個所が減少し、横ばい個所が増加。大きな価格変動は見られないものの、当面は弱含みの横ばい傾向にて推移するものと予測。関西圏では、住宅地価格は13期連続で横ばい傾向、既存マンションは前回(-1.0%)より下げ幅を縮小。一部エリアで価格調整の動きがみられるものの、値動きの幅としては比較的小さく、今後も大きな価格変動は見受けられないものと予測。
名古屋圏では、住宅地価格、既存マンション価格共、13期連続で横ばい傾向。住宅地の調査地点では、上昇個所と横ばい個所が減少し、下落個所が増加。既存マンションでは上昇個所と下落個所が増加、横ばい個所が減少。全体としては、今後も引き続き横ばい傾向にて推移し、大きな価格変動は見受けられないものと予測している。
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