中古マンション価格東高西低
東京カンテイは7月22日、6月度の三大都市圏・主要都市別/中古マンション70平米価格月別推移を発表した。発表によると、70平米あたりの首都圏の中古マンション価格は前月比+0.4%上昇した。近畿圏は連続下落で1,800万円割れ、中部圏では名古屋市中心部が堅調を維持している。
6月度・首都圏の中古マンション価格は、2,770万円。前月比+0.4%と4か月ぶりに上昇に転じ、4月と同水準に戻った。伸びたのは、東京都と神奈川県。東京都では、23区のうち都心6区の復調が鮮明となっている。
一方、千葉県は横ばいで1,779万円。埼玉県は1,787万円と0.2%減少した。

大阪・兵庫が低迷、名古屋中心部は堅調
近畿圏の70平米あたりの平均は1,798万円。今年1月以来の1,800万円割れとなった。前月比-0.2%で、3か月連続で下落している。主要エリアである大阪府が-0.3%の1,836万円、兵庫県も-0.3%1,789万円と伸び悩んでおり、近畿圏域全体の価格下落に影響を及ぼした。
中部圏では前月比+0.1%の1,480万円。先月に引き続き上昇したものの、愛知県は-0.1%の1,520万円と、微小ながら下落した。とはいえ、名古屋市中心部では価格が僅かに上昇しており、堅調なトレンドを維持している。
http://www.kantei.ne.jp/release/PDFs/c201306.pdf