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山手線「浜松町」の中古マンション価格が初の1000万円超え、築浅物件の影響も

2025/5/12 14:00

山手線「東京」~「新大久保」区間の価格を発表
株式会社東京カンテイは5月6日、「駅別中古マンション価格/JR山手線(1)」の調査結果を発表した。

同社のデータベースに登録されたファミリータイプの中古マンションを対象に、鉄道路線別・駅別の平均坪単価などを算出したものである。

集計期間は2025年1月から3月までの3か月間。今回は、JR山手線のうち「東京」駅から「新大久保」駅までの各駅が対象となっている。

山手線全体で価格は26.7%の上昇
まず、JR山手線全体(「品川」~「田端」~「東京」~「品川」)の平均坪単価は538万円となり、前年同期と比べて113万円(26.7%)の上昇を記録した。

対象区間内では、「浜松町」が平均坪単価1082万円と大幅に上昇。前年同期比43%の上昇となり、初めて1000万円台を突破した。過去2年間で見ると、坪単価は537万円上昇しており、価格の高騰が顕著である。取引事例数も174件と増加傾向にあり、築浅物件の流通が進んだことで、平均築年数は8.5年まで若返った。

田町~渋谷間でも高騰、渋谷は47%の上昇
取引事例が多い「田町」~「渋谷」区間でも価格上昇が目立つ。「田町」「品川」は坪600万円台後半まで上昇し、「五反田」「目黒」も500万円台に乗せた。

「恵比寿」は前年同期比24%超の上昇で、坪655万円を記録した。「渋谷」はさらに大きく上昇し、前回比で約47%増の858万円となっている。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

株式会社東京カンテイのプレスリリース
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/7309/

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