アットホームが3月の募集家賃動向を発表
アットホーム株式会社は4月22日、2025年3月の全国主要都市における「賃貸マンション・アパート」の募集家賃動向を発表した。この調査は、同社の不動産情報ネットワークに登録された物件データを基に実施された。調査対象エリアは、首都圏、札幌市、仙台市、名古屋市、京都市、大阪市、神戸市、広島市、福岡市である。

マンション家賃、8エリアが全面積帯で上昇
3月のマンション平均募集家賃は、東京都下、神奈川県、埼玉県、千葉県、札幌市、京都市、大阪市、福岡市の8エリアで、すべての面積帯において前年同月を上回った。このうち、首都圏5エリアおよび札幌市、仙台市、名古屋市、大阪市、福岡市の10エリアでは、2015年1月以降で最高値を記録した。東京23区の最高値更新は28か月連続となっている。

アパート家賃、ファミリー向けが6エリアで最高値を更新
マンションではカップル向き物件が家賃上昇をけん引した一方で、アパートではファミリー向け物件が価格上昇の要因となった。ファミリー向きが仙台市を除く12エリアで前年同月を上回っている。中でも、東京都下、神奈川県、埼玉県、名古屋市、神戸市、福岡市の6エリアは2015年1月以降最高値を更新した。
(画像はプレスリリースより)
※アットホーム調べ
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