親の資産状況の把握に関する意識調査を実施
株式会社AlbaLinkは4月14日、「親の資産状況の把握に関する意識調査」の結果を発表した。調査は、30代以上の男女500人を対象に、3月26日~29日にインターネット上で実施された。

心理的なハードルの高さが把握の障壁に
親の資産状況について「あまり把握していない」「まったく把握していない」と回答した人は67.4%にのぼり、約3人に2人が詳細を知らないことが明らかとなった。把握していない理由の1位は「話をすることに抵抗がある」(30.6%)だった。
次いで「話すきっかけがない」(30.3%)、「親が話したがらない」(14.5%)と続いた。
理由としては「縁起が悪い」「遺産を期待していると思われたくない」などの意識が挙げられ、心理的な壁が親子間の情報共有を阻んでいると考えられる。
資産把握のタイミングは「介護が必要になるとき」
「親の資産を把握したいタイミング」については、「介護の必要性が出てきたとき」(28.4%)が最多だった。「親が高齢になったとき」(15.2%)、「病気になったとき」(10.8%)と続き、必要性が生じてから把握しようとする傾向が見られた。
しかし、健康状態の急変や認知機能の低下が起きてからでは情報収集が困難になる可能性もある。
資産把握の目的は老後費用の準備・相続トラブル回避
資産を把握する理由としては、「老後費用の目安になる」が最多で32.2%。以下、「相続トラブルの回避」(31.6%)、「手続きがスムーズになる」(24.0%)が続いた。今回の調査からは、将来に備えた情報共有の重要性は理解されているものの、実際には、資産の共有に着手できていない家庭が少なくないことも明らかになった。
株式会社AlbaLinkでは、
問題が表面化してから行動しているのでは遅いケースもあるので、早めに親子で資産について話し合って情報共有しておくことをおすすめします
(プレスリリースより)
(プレスリリースより)
と呼びかけている。
(画像はプレスリリースより)
https://prtimes.jp/000000217.000055654.html
親の資産はどの程度把握してる?男女500人アンケート調査 | 訳あり物件買取ナビ by AlbaLink
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