株式会社東京カンテイは、2025年4月9日、同年3月の中古一戸建て平均価格を発表した。

この「価格」は、「敷地面積が100～300平米」「最寄り駅から徒歩30分以内」といった条件を満たす中古木造物件の価格を集計した上で、エリア別の平均価格として算出されたもの。発表は、プレスリリース『主要都市圏・主要都市別／中古木造一戸建て住宅平均価格 月別推移』の同年3月版にて行われた。

今回の発表によると、2025年3月の首都圏における中古一戸建て住宅の平均価格は4030万円となった。同圏では、主要エリアである東京都に加えて埼玉県も反転上昇を達成。しかし、千葉県は反転下落、神奈川県はマイナス4.0％もの下落幅で連続下落を示しており、圏全体としても下落が続く結果となっている。

近畿圏の中古一戸建て住宅価格は、2963万円となった。同圏では、主要エリアである大阪府が前月比プラス2.9％の3286万円をマークし、反転上昇を達成。兵庫県は4ヵ月ぶりに下落したが、京都府は僅かとはいえ上昇に転じてり、圏全体としてはプラス0.9％で反転上昇をマークした。

2025年3月の中部圏における中古一戸建て住宅価格は、前月比マイナス1.5％の2636万円となった。主要県の愛知県もマイナス0.3％の3164万円で下落に転じたが、前年同月比については同県も圏全体もプラス8％台を示している。

宮城県は、前月比プラス2.6％の2743万円で反転上昇を達成。福岡県は、築年数が2年以上進んだことで価格がマイナス6.8％の2440万円となり、下落へ転じた。

（画像はプレスリリースより）

主要都市圏・主要都市別／中古木造一戸建て住宅平均価格 月別推移 3月 - 株式会社東京カンテイ
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