近畿圏不動産流通機構は7月21日、「市況トレンド 2023年4～6月期の近畿圏市場」を発表した。第2四半期の近畿圏における、中古不動産流通市場に関するレポートである。

第2四半期は中古マンションは件数減・価格上昇、中古戸建住宅は件数増・価格上昇の局面を維持した。

近畿圏不動産流通機構は、

と分析している。

中古マンション市場の動向をみると、成約件数は前年同期比6.8％減の4,052件となり、3期連続で減少した。

成約価格は同2.4％上昇の2,711万円で、12期連続で上昇している。新規登録価格は同4.7％上昇の2,797万円となり、近畿圏12地域中9地域が前年同期を上回った。

中古戸建住宅の成約件数は、前年同期比1.7％増の2,751件となり、2期連続で増加した。

成約価格は同0.03％上昇の2,270万円で、11連続で上昇している。新規登録価格も1.8％上昇の2,655万円となり、12地域中7地域が前年比で上昇した。

（画像はプレスリリースより）

市況トレンド2023年4～6月期の近畿圏市場 - 公益社団法人 近畿圏不動産流通機構
http://www.kinkireins.or.jp/rte/shikyo-2/shikyo-youyaku.pdf