1平方メートル当たり単価も軒並み下落
東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は10月18日、2021年7~9月の「首都圏賃貸居住用物件の取引動向」を発表した。これによると、7~9月の首都圏における賃貸マンションの取引件数と1平方メートル当たり単価は、6エリアすべてでマイナスとなった。

東京23区の賃料は前期比1.0%下落
各エリアの賃貸マンションの取引動向は以下の通りである。埼玉県の取引件数は、前期比5.7%減の1690件。賃料は前期比2.9%上昇の7万円。1平方メートル当たり単価は、前期比6.8%下落の1593円。
千葉県の取引件数は、前期比10.5%減の1527件。賃料は、前期比2.7%上昇の7万6000円。1平方メートル当たり単価は、前期比19.1%下落の1517円。
東京23区の取引件数は、前期比7.8%減の1万5629件。賃料は、前期比1.0%下落の10万4000円。1平方メートル当たり単価は、前期比13.4%下落の2746円。
東京都他の取引件数は、前期比7.3%減の2072件。賃料は、前期比1.3%下落の7万5000円。1平方メートル当たり単価は、前期比2.3%下落の2015円。
横浜・川崎の取引件数は、前期比9.1%減の3006件。賃料は、前期比4.8%上昇の8万8000円。1平方メートル当たり単価は、前期比6.4%下落の2192円。
神奈川県他の取引件数は、前期比17.3%減の784件。賃料は、前期比1.4%下落の6万8000円。1平方メートル当たり単価は、前期比9.1%下落の1552円。
(画像は「首都圏賃貸居住用物件の取引動向(2021年07~09月)」より)
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/sc/sc_202107-09.pdf