つくばエクスプレス沿線を調査
株式会社LIFULL(ライフル)が運営する情報サイト「LIFULL HOME'S PRESS(ライフルホームズプレス)」は5月22日、つくばエクスプレス沿線の中古マンション価格上昇率ランキングを発表した。つくばエクスプレスは、東京都の秋葉原駅から、埼玉県、千葉県を通り、茨城県のつくば駅までの20駅を結ぶ路線である。路線距離は約58㎞、始点から終点まで最短45分。首都圏北東部を走る利便性の高い路線で、沿線は緑が豊かで住環境も良く、子育て世代からの人気も高い。
第1位「流山おおたかの森駅」
中古マンションの価格上昇率第1位は、千葉県流山市の「流山おおたかの森駅」だった。直近3年間の価格上昇率は67.10%であり、千葉県全体の平均価格上昇率20.38%の3倍以上である。価格相場は4,432万円。また標準的な賃貸マンションの賃料も直近3年間で17.25%ほど上昇した。「流山おおたかの森駅」は「秋葉原駅」まで約30分、東武アーバンパークラインも利用できる。駅周辺には「流山おおたかの森S・C」など商業施設がある。
それだけではなく今なお大規模な駅前開発が進んでおり、2022年6月には「流山おおたかの森SC ANNEX2」と「GREEN PATH」がオープン。2023年5月25日には「TXグランドアベニューおおたかの森」がリニューアルオープンする。
第2位「八潮駅」
第2位は埼玉県八潮市の「八潮駅」。価格上昇率は35.17%、埼玉県全体の平均価格上昇率22.97%を大きく上回った。価格相場は3,169万円、都心に比べると値ごろ感がある。「八潮駅」は八潮市内で唯一の駅である。都心から約15㎞、「秋葉原駅」まで約20分と、都心までのアクセスの良さが魅力。また駅前には食料品や日用品がそろう商業施設があり、暮らしやすい。
第3位「守谷駅」
第3位は茨城建守谷市の「守谷駅」。価格上昇率は32.26%で、茨城県の平均上昇率17.00%に比べて高めとなった。価格相場は3,412万円で、都心に比べると手の届きやすい価格帯。賃貸マンションの賃料は直近3年間で2.62%上昇、茨城県の平均上昇率の5.54%に比べ低め。「守谷駅」から「秋葉原駅」までは約40分、関東鉄道常総線も利用できる。子育て環境の充実度からファミリー層に人気で、守谷市の人口は増加傾向にある。2022年4月には公園と商業施設が融合した「ブランチ守谷」がオープンした。
(画像はプレスリリースより)
株式会社LIFULL プレスリリース
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