不動産投資ニュース

アパート(不動産)経営

22年Q3の住宅系投資用不動産価格が上昇

2022/10/18 01:00

健美家が市場動向の四半期レポートを公開
不動産投資と収益物件の情報サイトを運営する健美家株式会社(以下、健美家)は12日、2022年第3四半期(7~9月期)の収益物件市場動向四半期レポートの公開を開始した。

この調査は、健美家が、自社サイトに新規登録された全国の収益物件と、メールで問い合わせのあった物件についてデータをまとめたもので、最新の市場傾向を定期的に把握すべく、発表を行っているものになる。区分マンション、一棟アパート、一棟マンションの3種別で分析されており、それぞれの動向を見ることができる。

発表によると、2022年7~9月期の区分マンションにおける投資利回りは7.35%で、前期に比べ0.16ポイント低下、前年同期比では0.11ポイントの上昇となった。

物件価格は平均1,494万円で、前期より47万円、率にして3.25%上昇している。ただし前年同期と比べると80万円下落し、率にして5.08%下がっていた。

利回りが低下、価格は上昇
一棟アパートの場合、投資利回りは8.17%で、前期より0.20ポイント低下した。前年同期に比べても0.37ポイント低下している。

物件価格は7,668万円で、前期より338万円、率にして4.61%上昇した。前年同期比でも593万円上昇、率にして8.38%のアップになっていた。

一棟マンションについては、投資利回りが7.80%で、前期より0.08ポイント低下した。低下幅は最も小さいが、微減傾向が続いている。前年同期に比べても0.20ポイントのマイナスになった。

物件価格は1億6,761万円で、前期より350万円、率にして2.13%の上昇となった。前年同期比でも225万円上昇しており、率にして1.36%アップしている。

全体として収益不動産の価格が上昇し、それに伴って利回りが低下している傾向が認められた。とくに一棟アパートや一棟マンションの価格は、直近10年で最も高い値を記録するに至っている。

(画像はプレスリリースより)
(調査データ引用元:「不動産投資と収益物件の情報サイト 健美家 ( けんびや ) 」)

外部リンク

健美家株式会社 プレスリリース
https://www.kenbiya.com/img/press/pre2022-10-12.pdf

最新ニュース

関連ニュース

コメント

23年Q1の都心Aクラスビル、空室率が大きく上昇 のページです。はじめての不動産投資に役立つ情報をご提供!不動産投資のすすめと不動産投資ニュースをご紹介させて頂いております。
各種法改正や投資のノウハウ、不動産投資市場の動向など最新情報を配信していくので、ぜひご活用ください。