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東京23区・大規模オフィスビル市場動向調査-森ビル

2015/11/5 19:00

2015年下期の東京23区空き室率4.3%
森ビルは11月4日、2015年8月末時点の「東京23区の大規模オフィスビル市場動向調査」の結果を発表した。

調査によると、東京23区の2015年の空室率は上期に一時上昇したが、年末には都心3区で3.8%、東京23区で4.3%に改善する見通しだという。

東京23区及び都心5区の供給動向
供給動向では東京23区は今後5年間は、平均119万平米/年となり、過去平均の103万平米/年を上回ると予測される。

2018~2019年は大規模プロジェクトが相次いで完工する予定で、前年予測より増加する見込みだ。

都心3区の今後5年間の供給量でも、平均85万平米/年となり、過去10年間の平均67万平米/年を上回る。また、今後5年間の供給割合は71%で、過去5年間平均の56%より15ポイント増加すると見られる。

東京23区及び都心5区の需要動向
需要動向では東京23区の2014年末の空室率は4.3%で、前年末より1.9ポイント減少。2015年上期の空室率は、吸収量(60万平米)が供給量(75万平米)を下回る4.6%となり、前年末比0.3ポイントの増加した。

2015年末の空室率は、通期で吸収量(105万平米)と供給量(111万平米)が同水準となり、前年末比と変わらず4.3%で推移する見込みだ。

都心3区の2014年末の空室率は3.5%で、前年末より2.4ポイント減少。2015年上期の空室率は、吸収量(39万平米)が供給量(54万平米)を下回り、前年末より0.8ポイント増加の4.3%となった。

2015年末の空室率は、通期で吸収量(73万平米)が供給量(79万平米)を下回り、前年末より0.3ポイント増加の3.8%と予想される。

(画像は、森ビルのホームページより)

外部リンク

森ビル株式会社のニュースリリース
http://www.mori.co.jp/company/press.html

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