不動産経済研究所は5月23日、「首都圏 新築分譲マンション市場動向 2022年4月度」を発表した。

これによると、4月の首都圏における新築分譲マンションの発売戸数は、2,426戸だった。東京都下以外のエリアが増加し、前年同月比16.1％増と、2桁台の伸びを示した。

初月契約率は、前年同月比6.0ポイント上昇の79.6％。3か月連続で70％台を維持している。

また即日完売物件は、東京都中央区の「HARUMI FRAG PARK VILLAGE 第一工区 2期」（平均価格7,933万円、147戸）など、3物件392戸だった。

新築分譲マンションの1戸当たり平均価格は、前年同月比19.0％下落の6,291万円。4か月振りの下落となった。

平米当たりの平均単価は、同16.7％下落の93万7,000円。こちらも4か月振りに下落へと転じた。

地域別の1戸当たり平均価格は、以下の通りである。

東京23区は同27.9％下落の7,344万円、東京都下は同17.1％下落の4,818万円。神奈川県は同15.2％上昇の5,925万円、埼玉県は同13.8％下落の4,503万円、千葉県は同6.9％下落の4,243万円。

（画像はプレスリリースより）

株式会社不動産経済研究所のプレスリリース
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