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首都圏、上昇へ転じる。2020年12月の新築木造一戸建て住宅平均価格

2021/1/13 13:00

平均額の算出およびその推移を考察
株式会社東京カンテイは、2021年1月12日、プレスリリース『主要都市圏・主要都市別/新築木造一戸建て住宅平均価格 月別推移』の2020年12月版を発表した。

このリリースは、敷地面積が100~300平米といった条件を満たす新築木造物件の価格を集計した上で、平均額の算出およびその推移を考察するというもの。同社は同リリースを毎月発表している。

コロナ禍より2019年10月の消費増税が響く首都圏
2020年12月の首都圏における新築一戸建て住宅の平均価格は、3714万円となった。前月比ではプラス1.1%となり、上昇へ転じている。

都県別に見た場合、東京都は前月比プラス4.9%の4619万円、千葉県はプラス1.5%の3178万円をマークし、共に反転上昇を果たした。一方、神奈川県はマイナス1.9%の3805万円、埼玉県もマイナス0.1%の3312万円となり、揃って2ヵ月連続での下落を示している。

首都圏における結果について同社は、価格は2020年後半から持ち直し傾向にあり、コロナ禍の影響が限定的であると考察。むしろ2019年10月の消費増税により、相場が全体的にじりじり下がっていると指摘している。

近畿圏は4ヵ月連続で下落、中京圏は持ち直し
2020年12月の近畿圏における新築一戸建て住宅の平均価格は、3119万円となった。前月比はマイナス0.1%となり、4ヵ月連続で下落している。

中部圏、プラス0.9%の3083万円となり、3ヵ月ぶりに上昇をマーク。愛知県もプラス0.5%の3287万円で3ヵ月ぶりに上昇へ転じており、持ち直しを示す結果となった。

福岡県は、プラス0.1%の3140万円となり、2ヵ月連続で上昇を達成。たさし、前年同月比はマイナス0.4%となっている。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

主要都市圏・主要都市別/新築木造一戸建て住宅平均価格 月別推移 12月 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/kodatesintiku202012.pdf

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