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花小金井、大幅上昇。西武新宿線・上石神井~所沢間の駅別中古マンション価格

2020/12/2 16:00

売り希望価格をもとに算出
株式会社東京カンテイは、2020年12月1日、西武新宿線・上石神井駅~所沢駅間の駅別中古マンション価格を発表した。

ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格をもとに、駅エリアごとの平均坪単価として算出されたもの。現状価格の集計は、2020年6月から8月までの3ヵ月間に実施されている。

下げ止まりを達成した上石神井駅
今回の発表によると、西武新宿線・上石神井駅~所沢駅間において中古マンション価格が最高値をマークしたのは、188万円の上石神井駅となった。同駅エリアは、前年度には196万円から185万円まで下落していたが、今期は下げ止まりを達成。しかし築浅事例は見られず、平均築年数も上昇傾向が続いている。

大幅上昇を達成した駅として同社は、花小金井駅に注目。同駅エリアは、築浅のファミリー向け物件が一定数出たことにより、前年の95万円から120万円まで上昇した。また同社は、6%台の上昇を果たした久米川駅にも注目。同駅エリアもファミリー向け物件が多く、今期は平均坪単価が100万円を超えている。

下落幅がさらに広がった所沢駅
今回の区間において事例数が300件超と最も多い田無駅は、146万円でほぼ横ばいの推移を示した。前期から下落基調にあった所沢駅は、築年数の上積みが進んだため、下落幅がさらに広がっている。

なお西武新宿線全線(西武新宿駅線~本川越駅)の平均坪単価は、155万円となった。前年と比較すると、割合で3.6%、価格で6万円の上昇を果たしている。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

駅別中古マンション価格/西武新宿線2 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/814

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