マンション価格指数3か月連続で上昇
国土交通省は8月5日、最新の不動産価格指数となる2020年5月の「住宅の価格指数(季節調整値)」と、2020年第1四半期分の「商業用不動産の価格指数(季節調整値)」を発表した。このデータは、2010年の平均価格を100とした不動産価格の指標である。
発表によると5月における全国の住宅総合価格指数は、前月比0.1%減の114.5だった。
内訳をみると「住宅地」が同1.4%下落の98.5、「戸建住宅」が同0.18%下落の101.6。「マンション(区分所有)」は同1.3%上昇の154.6となり、3か月連続で上昇している。
また、住宅総合価格指数を都市圏別でみると、南関東圏は同0.2%上昇の117.2、名古屋圏は同1.9%下落の108.2、京阪神圏は同0.1%下落の117.8だった。
一棟マンション・アパートの価格指数は131.4
第1四半期における、全国の商業用不動産価格指数は、前期比0.14%下落の122.0だった。内訳では「店舗」が同3.6%下落の141.5、「オフィス」が同12.9%上昇の148.2、マンション・アパート(一棟)が同0.1%下落の131.4となっている。
(画像はプレスリリースより)
国土交通省のプレスリリース
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001360640.pdf