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新型コロナで「駅近」「職場近く」のマンション希望者が減少

2020/8/13 14:00

新型コロナで物件の希望条件に変化あり
マンションの資産価値がわかるアプリ「カウル」を運営するHousmartは8月12日、新型コロナウイルス感染症の影響で、マンション購入における希望条件に変化がないかを調査した結果を発表した。

「カウル」の会員の登録情報をもとにデータ分析を行ったもので、2019年5~7月と2020年5~7月のデータを比較したところ、「駅徒歩」を重視する人や「職場近くで探したい」という人が減少していることがわかった。

「駅徒歩」重視は10ポイント減少
「部屋探しで最も重視するポイントは」の質問に対して、2019年5~7月の回答では「資産価値」が33.5%、「広さ」26.0%、「駅徒歩」24.2%、「築年数」16.2%だった。

2020年5~7月の回答では「資産価値」が37.1%、「広さ」28.9%、「駅徒歩」14.8%、「築年数」19.2%となっている。

「駅徒歩」を最重要視している割合が、2020年5~7月では約約10ポイント減少した。また、「資産価値」を最重要視している人がどちらも、30%以上を占めていることもわかった。

「希望エリアは決まっている」が10ポイント上昇
部屋探しについて、希望するエリアや部屋の状況について尋ねたところ、次のような結果となった。

2019年5~7月の回答では「今住んでいる近所で探したい」が31.1%、「職場の近くで探したい」が8.5%、「希望エリアはすでに決まっている」が26.8%、「買いたいマンションが決まっている」が2.8%、「希望エリアは特になし」が30.8%だった。

2020年5~7月になると、「今住んでいる近所で探したい」が30.0%、「職場の近くで探したい」が6.7%、「希望エリアはすでに決まっている」が36.8%、「買いたいマンションが決まっている」が4.1%、「希望エリアは特になし」が22.5%と変化している。

「職場の近くで探したい」と答えた割合が1.8ポイント減少。「希望エリアは決まっている」と答えた割合が10ポイント上昇した。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

株式会社Housmartのプレスリリース
https://housmart.co.jp/

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