iYell株式会社は、2020年5月22日、同社子会社が多摩信用金庫と提携し、住宅ローンの件数増加および業務効率化の支援を開始したと発表した。

この支援は、住宅ローンの窓口株式会社（以下「JLM」）が『iYell住宅ローンプラットフォーム』の提供を通じて実施するもの。iYellグループにとっては、初めて信用金庫と提携を行うこととなる。

iYellは、テクノロジーを利用して最適な住宅ローンを提供している住宅ローンテック企業。『住宅ローンの窓口 ONLINE』『いえーる ダンドリ』『いえーる コンシェル 不動産投資版』といったサービスの運営でも知られる。

同社子会社であるJLMは、金融機関への住宅ローン案件紹介を行うサービスとして『iYell住宅ローンプラットフォーム』を提供している。同サービスでは、『住宅ローンの窓口 ONLINE』『いえーる ダンドリ』などから住宅ローン借り換えの見込み客データベースが自動的に流入。金融機関に対して、新たな案件獲得チャネルの構築機会を提供している。

『iYell住宅ローンプラットフォーム』はまた、住宅ローンのプロが書類の取得・補完を代行するため、案件の処理時間が短縮できるという利点も持つ。さらに、営業コストの変動費化や不正リスクの軽減も可能にしている。

新型コロナウイルスの影響により「ITの活用」への注目が高まる中、iYellは今後も地方金融機関を中心に提携を推進し、住宅ローンに関する業務をサポートするとしている。

多摩信用金庫と提携し住宅ローンの件数増加および業務効率化を支援 - iYell株式会社
https://iyell.co.jp/tamashin_2020205/