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首都圏、再び下落。「中古マンション70平米価格月別推移」2020年3月版

2020/4/27 01:30

売り希望価格を70平米換算で集計・算出
株式会社東京カンテイは、2020年4月23日、プレスリリース『三大都市圏・主要都市別/中古マンション70平米価格月別推移』の2020年3月版を発表した。

同リリースは、同社のデータベースに登録された中古マンションの売り希望価格を70平米換算で集計・算出し、その動向を考察するというもの。同社はこのリリースを、毎月発表している。

価格水準が高い東京都の事例シェアが縮小
2020年3月の首都圏における中古マンション価格は、3748万円となった。前月比でマイナス2.0%となり、再び下落を示している。

都県別で見た場合、東京都は前月比0%の5101万円となり、概ね横ばいの結果となった。しかし、神奈川県はプラス1.9%の2914万円、埼玉県もプラス2.0%の2300万円、千葉県もプラス1.0%の2105万円と、いずれもプラスをマーク。特に神奈川県や埼玉県は、平均築年数の若返りにより大きな上昇率を示した。

3県が上昇したにも関わらず首都圏全域が下落した要因として東京カンテイは、価格水準が高い東京都の事例シェア縮小を指摘している。

再び上昇をマークした中部圏
2020年3月の近畿圏における中古マンション価格は、2444万円となった。大阪府など主要エリアの事例シェアが減退した影響により、前月比プラス0.1%という僅かな強含みに留まっている。

中部圏は、前月比プラス2.3%の1969万円となり、再び上昇をマーク。愛知県も、プラス0.7%の2096万円となり、プラスに転じた。価格水準が高い愛知県の事例シェアが拡大したことで、圏全域の価格も上昇している。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

三大都市圏・主要都市別/中古マンション70平米価格月別推移 3月 - PR TIMES
https://www.kantei.ne.jp/report/c202003.pdf

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