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地方中枢都市で弱含みの傾向。2020年2月度「中古マンション価格天気図」

2020/4/3 20:00

中古マンションの価格変動を天気マークで表示
株式会社東京カンテイは、2020年3月31日、2020年2月度の『中古マンション価格天気図』を発表した。

この「天気図」は、全国の中古マンション(ファミリータイプ)流通事例価格を毎月集計し、その価格変動を天気マークで表示したもの。上昇傾向を「晴」、下降傾向を「雨」といった形式で、表示は行われている。

九州地方では7県中6県で弱含み
2020年2月度の『中古マンション価格天気図』によると、2月は「晴」が9地域から14地域へ増加した。また、「雨」も2地域から3地域に、「曇」も11地域から14地域に、それぞれ増加。一方、「薄日」は19地域から10地域へと減少し、「小雨」は6地域のまま横ばいとなった。

天候が改善した地域数は、14地域から10地域に減少した。横ばいは24地域から26地域に、悪化は9から11地域に、それぞれ増加した。特に、仙台市・広島市・福岡市といった地方中枢都市で弱含みの傾向が見られる点に、東京カンテイは注目。また、九州地方では7県中6県で弱含み、福岡県・佐賀県・鹿児島県の天候が悪化した点も指摘している。

東京都と千葉県、「晴」へ改善
三大都市圏では、首都圏において強含みの傾向が見られる結果となった。東京都と千葉県では、共に「薄日」から「晴」への改善を達成。天気図の元データとなる70平米価格においても、首都圏平均は2.9%の上昇を果たしている。

なお70平米価格において近畿圏は、1.4%の上昇をマーク。中部圏は、1.6%の下落を示す結果となった。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

2020年2月度 中古マンション価格天気図 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/WR202002.pdf

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