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東京都心部に特化した不動産業・オープンハウス、AI・RPAで業務を自動化

2019/11/7 06:00

自動区割りシステムや物件資料自動取得RPAを開発
株式会社オープンハウスは、2019年11月5日、AI・RPA技術を活用して同社の不動産業務を自動化したと発表した。

オープンハウスは、東京都心部に特化する形で不動産業を展開している企業。今回の自動化では、宅地の自動区割りシステムや物件資料自動取得RPAなどの開発・導入を実現。年間25700時間の工数削減に成功したという。

営業担当者の大幅な工数削減に成功
オープンハウスは、1997年より東京特化型の不動産業を開始し、2013年9月には東証一部上場を果たした。2016年以降は、名古屋エリアを始め埼玉・福岡・千葉エリアへの拡大も開始している。

同社は、2018年よりAI・RPAを活用した業務自動化の取り組みを開始。高度なAI人材を採用すべく、海外での新卒採用も実施し、物件資料作成の機械学習モデルの開発は同年度の内に達成した。

この物件資料作成の機械学習モデルは、同社内に蓄積された膨大な資料の検索・編集・結合を、自動化するもの。営業担当者の大幅な工数削減に成功している。

最適な区割りプランを提案するシステム
オープンハウスのAI・RPA活用では、宅地区割りの設計作業についても、株式会社タイムインターメディアに委託する形で自動化を推進。複雑な建築ルールを遵守しながら最適な区割りプランを提案するシステムを、開発するに至っている。

オープンハウスはまた、地図や謄本情報といった物件関連資料を自動で取得するRPAも開発。今後も、最先端ITによる自動化を通じて、不動産業界のイノベーション事例の創出に取り組むとしている。

外部リンク

AI・RPA技術を活用し不動産業務を自動化 - 株式会社オープンハウス
https://oh.openhouse-group.com/

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