東新宿駅~汐留駅間は10月8日に発表済み
株式会社東京カンテイは、2019年10月15日、都営地下鉄大江戸線・赤羽橋駅~光が丘駅間の駅別中古マンション価格を発表した。ここでの「価格」は、同社データベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格より、坪当たりの平均価格として算出されたもの。同社は、同線・東新宿駅~汐留駅間の駅別中古マンション価格を、同年10月8日に発表している。
築浅事例が増加した青山一丁目駅
大江戸線の赤羽橋駅~光が丘駅間において、中古マンション価格が最高値をマークしたのは、671万円の青山一丁目駅となった。同駅は、築浅のファミリータイプの事例が増加したことで、大幅な上昇を達成。平均専有面積も79.11平米に達し、前期と比較して10平米以上も拡大している。同区間において東京カンテイは、代々木駅の好調ぶりに注目。同駅エリアは今回、平均坪単価336万円をマーク。平均築年が30年前後で推移しており、6%台の上昇を維持している。
一方、都庁前駅から練馬駅までの区間は、前期の上昇が一服したため、概ね下落へ反転。また光が丘駅も、築年数の上積みが進んだことを反映し、下落基調を示している。
全線の中古マンション平均価格は、334万円
なお、都営地下鉄大江戸線全線における中古マンションの平均価格は、334万円となった。1年前と比較して、価格で12万円、割合で3.5%の上昇を果たしている。全線における事例数は6708件となり、前年より28件増加した。平均築年数は1年前の21.4年から22.1年となり、平均専有面積は54.07平米から53.15平米となっている。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/都営地下鉄大江戸線2 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/658