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不動産「買い時感」減衰、持ち家派も減少傾向-全宅連と全宅保証が調査

2019/2/1 06:00

買い時だと思う16.3%、思わない22.6%
全国宅地建物取引業協会連合会(全宅連)及び全国宅地建物取引業保証協会(全宅保証)は1月29日、不動産に関するアンケート調査結果を発表した。

9月23日の「不動産の日」にちなみ、昨年9月21日から11月30日にかけて全国の20歳以上の男女を対象に実施したもの。有効回答数は、1万8,601件だった。

調査で「不動産の買い時感」について尋ねたところ、「買い時だと思う」と回答した人は16.3%。昨年調査に比べ、3.6%下降した。また、「買い時だと思わない」と回答した人も2.1%下降の22.6%となっており、「買い時感」が弱まっていることがわかった。

買い時だと思う理由で最も多かったのは、「消費税率が上がる前だから」の45.0%。次いで、「住宅ローン減税など税制優遇が実施されているから」の25.3%だった。

買い時だと思わない理由では、「不動産価値が下落しそうだから」と回答する人が最も多く29.8%となっている。

住宅ローン負担や天災リスクで持ち家派やや減少
「持ち家」か「賃貸」のどちらを希望するかについては「持家派」が80.5%、「賃貸派」が19.5%という結果になった。

持ち家を希望する理由で最も多かったのは、「家賃を支払い続けることが無駄に思えるから」の52.9%。

これに対して賃貸を希望する理由で最も多かったのは、「住宅ローンに縛られたくないから」の41.8%。次いで「天災時に家を所有していることがリスクになると思うから」の35.8%、「税金が大変だから」の26.1%と続いた。

持ち家派は8割を超えるものの、昨年に比べると4.4ポイント減少しており、住宅ローンの負担や天災リスクなどを理由に賃貸派へと転向する傾向が伺える。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

公益社団法人 全国宅地建物取引業協会連合会のプレスリリース
https://prtimes.jp/000000007.000032318.html

9月23日は不動産の日「不動産の日アンケート」住居の居住志向及び購買等に関する意識調査
https://www.zentaku.or.jp/

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