5月の住宅着工戸数は、0.3%減の7万8,481戸
国土交通省は6月30日、平成29年5月の住宅着工の動向を公表した。住宅着工によると平成29年5月の住宅着工戸数は、前年同月比0.3%減の7万8,481戸。3か月ぶりの減少となった。季節調整値は前月比0.6%減の、99万8,000戸である。

持家と貸家は増加、分譲住宅は減少
では、利用関係別の着工数をみてみよう。持ち家は前年同月比1.5%増となり、2か月連続で増加している。季節調整値では前月比2.9%の増加となった。貸家は前年同月比1.6%増加し、19か月連続で増加傾向を維持している。季節調整値は前月比0.7%増だった。
分譲住宅は前年同月比3.9%減なとり、先月の増加から再び減少へと転じた。季節調整値は前月比5.7%の減少となっている。
分譲マンションは、前年同月比12.6%の減少。こちらも先月の増加から再び減少へと転じた。分譲一戸建住宅は前年同月比4.5%増で、19か月連続で増加している。
国土交通省では、
引き続き、今後の動向をしっかりと注視していく必要がある
(プレスリリースより)
(プレスリリースより)
と述べている。
(画像はプレスリリースより)
http://www.mlit.go.jp/common/001190628.pdf