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首都圏の中古マンション成約価格が3か月ぶりに下落 -アットホーム調べ

2017/5/7 17:00

首都圏・新築戸建の成約価格は4か月ぶりの上昇に
アットホームは、全国不動産情報ネットワークにおける、2017年3月期の首都圏の新築戸建・中古マンション登録価格および成約価格を発表した。

首都圏の新築戸建の成約価格、前月比で4か月ぶりに上昇。また、中古マンションの成約価格は前月比で3か月ぶりに下落となっている。

東京23区の成約価格、新築戸建は前月比3.2%下落、中古マンションは同0.6%上昇
首都圏・新築戸建の3月の登録価格は、1戸あたり平均3,453万円、前月比1.5%上昇し再びプラス、前年同月比は変動なし。成約価格は平均3,412万円、前月比1.2%上昇し4か月ぶりにプラス、前年同月比は1.6%上昇し17か月連続のプラスとなった。

成約価格については、東京23区で平均価格が4,914万円、前月比3.2%下落と再び5,000万円を割ったが、東京都下3,691万円、同2.8%上昇、神奈川県3,500万円、同1.1%上昇など、その他のエリアがすべて上昇したことからプラスに転じた。

価格帯別割合では、東京23区の価格下落の要因は、5,000万円以上の物件の割合が40.4%で4.9ポイント低下。他のエリアでは、東京都下・神奈川県の4,000万円台の物件など、それぞれの平均価格を大きく上回る物件の成約増が価格上昇につながっている。

首都圏・中古マンションの3月の登録価格は、1戸あたり平均2,570万円、前月比4.7%下落し4か月ぶりにマイナス、前年同月比は変動なし。成約価格は平均2,683万円、前月比2.6%下落し3か月ぶりにマイナス、前年同月比は11.8%上昇し12か月連続のプラスとなった。

成約価格については、東京23区で平均価格が3,416万円、前月比0.6%上昇、東京都下で平均価格2,617万円、同6.7%上昇となったが、成約数が大幅に増加した神奈川県で平均価格2,270万円、同4.1%の下落となったことが大きく影響したとしている。

価格帯別割合では、首都圏平均の前月比は、2,000万円以上の全価格帯で低下、ユーザーニーズが低額物件に集中した。東京23区では3,000万円以上の物件の割合が低下したものの、4,000万円以上の物件の平均値は上昇している。

(画像はアットホーム公式サイトトップページより)

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アットホーム プレスリリース
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