国土交通省は3月29日、2016年12月分・第4四半期分の「不動産価格指数」を公表した。「不動産価格指数」は、毎月の不動産価格を2010年の平均価格を100とする指数にしてまとめたもの。

これによると12月における全国の住宅総合指数は、前年同月比1.7％プラスの106.3だった。

このうち住宅地は、前年同月比0.1％プラスの95.1。戸建住宅は前年同月比0.2％プラスの100.1。マンション（区分所有）は前年同月比3.4％プラスの128.0となり、2013年3月分から46か月連続でプラスしている。

2016年10-12月分の全国の商業用不動産総合指数は、前年同期比2.0％プラスの113.9。2012年10-12月分から17期連続でプラス傾向を維持している。

2016年分の東京都の商業用不動産総合指数は、前年比9.3％プラスの133.0。愛知県の商業用不動産総合指数は5.3％プラスの110.9。大阪府の商業用不動産総合指数は、5.0％のプラスの115.7だった。

（画像はプレスリリースより）

国土交通省のプレスリリース
http://www.mlit.go.jp/