中古マンションの成約価格は3,152万円
東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は3月10日、2017年2月度の月例マーケットウオッチを発表した。これによると2月の首都圏における中古マンションの成約件数は、前年同月比2.2%減の3,461件。成約平米単価は、4.6%上昇の49万2,900円。成約価格も3.5%上昇し、3,152万円となった。いずれも2013年1月から、50か月連続で前年同月を上回っている。
地域別の成約件数は「東京都区部」と「神奈川県他」を除く地域が前年比で減少。「東京都区部」は11か月連続で前年同月を上回った。
成約単価は「東京都区部」と「横浜・川崎市」、「埼玉県」が前年比で上昇したものの、「千葉県」が11か月ぶり、「神奈川県他」が7か月ぶりに前年同月を下回った。

中古戸建住宅の成約価格は、3,083万円
2月の首都圏における中古戸建住宅の成約件数は、前年同月比5.9%減の1,173件。2か月連続で前年同月を下回った。成約価格は1.2%上昇の3,083万円となっている。地域別の成約件数は、「東京都区部」と「埼玉県」を除く地域が前年比で減少。特に「多摩」と「横浜・川崎市」の成約件数は、2か月連続で前年比2ケタ減となった。
成約価格は「東京都区部」、「横浜・川崎市」、「千葉県」が前年比で上昇。「東京都区部」は6か月連続で前年同月を上回っている。
(画像は、東日本不動産流通機構のホームページより)
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/mw/mw_201702_summary.pdf