8月の住宅着工戸数、8万2,242戸
国土交通省は9月30日、平成28年8月の住宅着工の動向を公表した。これによると8月の住宅着工戸数は、前年同月比で2.5%増の8万2,242戸。前年同月比で2か月連続の増加となった。季節調整済年率換算値は、前月比4.9%減の95.6万戸となっている。

持家と貸家は増、分譲住宅は減
利用関係別にみると、前年同月比で持家、貸家は増加し、分譲住宅は減少した。持家は前年同月比4.3%増となり、7か月連続で増加傾向を維持している。季節調整値は前月比3.1%減だった。貸家も前年同月比9.9%増加し、10か月連続で増加。季節調整値は前月比1.1%減少した。
その一方で、分譲住宅は前年同月比12.7%減少し、先月の増加から減少へと転じた。季節調整値は前月比12.4%の減少となった。
分譲マンションが前年同月比33.1%減少し、先月の増加から再びの減少した。分譲一戸建住宅は前年同月比5.9%増加し、10か月連続で増加している。
国土交通省では
引き続き、今後の動向をしっかりと注視していく必要がある
(プレスリリースより)
(プレスリリースより)
と述べている。
(画像はプレスリリースより)
http://www.mlit.go.jp/report/press/joho04_hh_000634.html