マンションが前年同月比6.4%上昇
国土交通省は8月31日、「不動産価格指数及び不動産取引件数・面積(平成28年5月・第1四半期分)」を公表した。これによると2010年平均を100とした5月分の住宅全国指数は、住宅地が前年同月比0.8%上昇の99.2、戸建住宅は0.8%下落の99.6。マンション(区分所有)は前年同月比6.4%上昇し、128.1。2013年3月分から39か月連続で上昇している。
これらを総合した住宅総合指数は、前年同月比2.3%上昇の107.5となった。
商業用不動産も上昇傾向を維持
商業用不動産の2016年1月から3月分の全国指数は店舗が131.5、オフィスが121.5、倉庫が106.7、工場が110.5、一棟マンション及びアパートが125.0となった。これらを総合した建物付土地総合指数は、前年同期比5.0%上昇の122.4。2012年4-6月分から16期連続での上昇傾向を維持している。
また商業地は99.9、工業地は100.6で、これらを総合した土地総合指数は、前年同期比5.4%上昇の100.2となり、3期連続での上昇となった。
商業用不動産総合(建物付土地総合、土地総合)は、前年同期比4.9%上昇の115.7。2012年10-12月分から14期連続で上昇している。
(画像はプレスリリースより)
国土交通省のプレスリリース
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