福岡リート投資法人は8月30日、ポートフォリオの入れ替えを行うと発表した。大分市の「スポーツクラブNASパークプレイス大分」を新た取得し、所有物件のうち「イオン原ショッピングセンター」と、「Aqualia警固」を売却する。

「スポーツクラブNASパークプレイス大分」の取得予定額は14億7,000万円。

スポンサーの福岡地所とのパイプラインを活用して取得する物件で、福岡リート投資法人が既に保有する「パークプレイス大分」に隣接していることから、両施設の相乗効果によって更なる顧客の獲得が期待できると判断した。

また、周辺には富裕層や子育て世代が住む住宅街「パークプレイス大分公園通り」があり、近隣住民の利用も見込まれる。

「イオン原ショッピングセンター」の売却額は37億円、「Aqualia警固」の売却額は43億2,000万円の予定。

「イオン原ショッピングセンター」は定期建物賃貸借契約の満了まで3年を切ったため、契約満了後の投資効果やリスクを検討したところ、不動産市況が活発な現時点で売却する方が得策と判断した。

「Aqualia警固」は現在も高稼働を維持しており、8月1日時点の鑑定評価額も36億7,000万円まで上昇している。この時点で売却することが利益の最大化につながると判断し、売却を決定した。「イオン原ショッピングセンター」と同時期に売却することで、業績への影響を最小限に止める。

なお売却によって得られた資金は、借入金の返済に充てる方針だ。

（画像はプレスリリースより）

資産の取得（契約締結）に関するお知らせ
http://www.fukuoka-reit.jp/press

資産の譲渡（契約締結）に関するお知らせ
http://www.fukuoka-reit.jp/press