首都圏総合は前月比プラス0.06%で再び上昇
日本不動産研究所は5月31日、「不動研住宅価格指数」3月値を公表した。同指数は、「東証住宅価格指数」を引き継ぐもので、東日本不動産流通機構より提供された首都圏既存マンション(中古マンション)の成約価格情報を活用し、2000年1月を100ポイントとして、同一物件の価格変化に基づき算出された指数。
3月の首都圏総合の指数値は87.17ポイント、前月比プラス0.06%(前年比プラス3.93%)で、前月比では先月のマイナスから再びプラスとなった。

東京都、前月比では2か月連続の下落
地域別では、東京都の指数値が95.21ポイント、前月比マイナス0.05%(前年比プラス4.42%)で前月比では2か月連続の下落となった。神奈川県が82.75ポイント、前月比マイナス0.27%(前年比プラス3.35%)で前月のプラスから再び下落。千葉県が67.49ポイント、前月比マイナス0.03%(前年比プラス2.07%)で前月比では4か月連続のマイナス。埼玉県が72.35ポイント、前月比プラス1.72%(前年比プラス3.67%)で5か月連続のプラスとなっている。
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日本不動産研究所「不動研住宅価格指数 3月値」
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