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不動産市場動向レポート(2015年7~9月期)を発表(健美家株式会社)

2015/10/7 18:00

投資用区分マンションの投資利回りは8.21%、物件価格は1,427万円
不動産投資と収益物件の情報サイト「健美家(けんびや)」を運営する健美家株式会社は全国収益(投資用)不動産市場動向レポート(2015年7~9月期)を発表した。

健美家に登録された収益(投資用)不動産 (区分マンション/一棟アパート/一棟マンション)の投資利回り(表面利回り)、物件価格を四半期別に集計しているレポートで、それによると、2015年7~9月の区分マンションの登録物件投資利回りは前期比(15年4~6月)0.11ポイント増の8.21%、物件価格は08年4~6月期以降で最高額であった前期から4.3%下落し、1,427万円となった。

利回りは前期から微増したものの、2005年調査開始以来2番目の最低値を記録し、低水準が続いている状況だ。なお、登録物件数は過去最高水準を維持しており、前年同期比145%の約1.9万件(全国)となっている。

投資利回りは低水準、物価価格は高値相場が継続
一棟アパートの登録物件投資利回りは前期比(15年4~6月)0.09ポイント減の9.41%で08年1~3月期以降の最低値を記録、一方の物件価格はリーマンショック以降で最高値となる5,622万円を記録した。

利回りは区分マンションと同様に低下基調が続き、前年同期比でも0.63ポイント減となっている。登録物件数は前年同期比153%の1.1万件を超えており、過去最高値を更新している。

一棟マンションの登録物件投資利回りは前期比0.1ポイント減の8.57%で、08年1~3月期以降の最低値を更新、価格は前期比1.3%減の14,813万円となった。

利回りは前年同期比でも0.31ポイント減と最低水準が続いているが、下げ幅は減少傾向にあり、東京都・千葉県などのように前期からわずかながらも上昇に転じたエリアも出てきている状況だ。

今期はわずかに下落した価格は前年同期比では4.9%の上昇。アベノミクス以降では最高水準を維持しており、依然として高値相場が継続している。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

健美家株式会社ニュースリリース
https://www.kenbiya.com/img/press/pre2015-10-05.pdf

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