大妻学院の<「千代田キャンパス再開発プロジェクト」
大妻学院、三菱地所、三菱地所設計は5月25日、東京都千代田区三番町で建設を進めていた「大妻女子大学H棟」が5月31日に完成予定であることを発表した。「大妻女子大学H棟」新築計画は、大妻学院が創立100周年を迎えた2008年から取り組んでいる「千代田キャンパス再開発プロジェクト」の一つ。

大学の都心回帰を推進
1960年~1980年代にかけて、大学は次々にキャンパスを郊外へと移転させたが、近年、大学の都心回帰が進んでいる。「大妻女子大学H棟」も東京の中心地である、千代田区にキャンパスを移し、2016年度には大妻女子大学多摩キャンパスから比較文化学部が、2017年度には社会情報学部が移転を開始する。
三菱地所グループは今回のプロジェクトについて
大学の都心回帰の一翼を担い、創立108 年を迎えた大妻学院の歴史に新たな 1 ページが刻まれ、三番町にて次の 100 年を見据えた新たな教育の場が誕生する事となりました
(プレスリリースより)
(プレスリリースより)
と述べている。
「大妻女子大学H棟」新築計画は、三菱地所が2009年から実施している「大妻学院本館」のプロジェクトマネジメント支援事業で、大妻学院側から更なる千代田キャンパスの拡充を図りたいという要望に応えるため、隣接ビルを三菱地所が購入し校舎を新築したもの。完成予定日の5月31日に大妻学院に引き渡す。
(画像はプレスリリースより)
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