「晴」が8地域から12地域に増加
東京カンテイは1月26日、「2015年12月度 中古マンション価格天気図」を発表した。天気図は、全国47都道府県の、ファミリータイプ中古マンション流通事例価格を月ごとに集計し、価格変動を「天気マーク」で表示したもの。
12月度は、「晴」(価格は上昇傾向にある)が8地域から12地域に増加。「雨」(価格は下落傾向にある)は6地域で前月と変わらず。「小雨」(価格はやや下落傾向にある)は9地域から7地域に減少。「薄日」(価格はやや上昇傾向にある)は12地域から8地域に減少、「曇」(価格は足踏み傾向にはある)は12地域から14地域に増加した。

天候改善は12地域、悪化は6地域
天候が改善した地域は、10地域から12地域に増加。横ばいが22地域から29地域に増加。悪化は15地域から6地域に減少した。前月「薄日」であった12地域のうち、「晴」に改善したのは京都府、沖縄県、奈良県などの5地域で、6地域は「薄日」で変わらず、富山県の1地域が「曇」に悪化。
悪化地域が急激に減少したことからも、価格の下落基調が止まり、反転上昇していることがわかる。三大都市圏だけでなく、地方圏も福岡県や沖縄県で好調を維持しているとしている。
http://www.kantei.ne.jp/release/PDFs/WR201512.pdf