首都圏・分譲マンション賃料は前月比プラス2.2%
東京カンテイは10月15日、2015年9月の「三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移」を発表した。9月の首都圏・分譲マンション賃料は、東京都の事例シェアが6割台にまで持ち直したこともあって前月比プラス2.2%の2,647円/平米と3か月ぶりに2,600円台を回復した。
近畿圏では、大阪府の事例シェアが縮小し賃料自体も弱含んだことで、前月比マイナス0.2%の1,756円/平米と4か月連続で下落。中部圏では、前月比プラス0.1%の1,555円/平米と概ね横ばいとなっている。

大阪府で前月比マイナス0.2%、6か月連続で下落
都府県別で見ると、首都圏は、東京都で前月比プラス0.2%、3,182円/平米と4か月連続で上昇。千葉県は、平均築年数が約2年若返ったことで同プラス3.9%、1,584円/平米と大きく上昇。神奈川県は0.0%、2,025円/平米、埼玉県は同マイナス0.1%、1,580円/平米とほぼ横ばいとなっている。近畿圏は、大阪府で前月比マイナス0.2%、1,848円/平米と6か月連続で下落。兵庫県は同プラス0.4%の1,632円/平米となったが、直近1年でも低い賃料水準での推移となっている。
中部圏は、愛知県で前月比プラス0.1%、1,575円/平米と概ね横ばいとなり上値への戻りが鈍い状況が続いている。
(画像はプレスリリースより)
http://www.kantei.ne.jp/release/PDFs/T201509.pdf