大阪のシンボル御堂筋を活性化
国土交通省は7月29日、三菱東京UFJ銀行から申請のあった「(仮称)伏見町三丁目計画」を、民間都市再生事業計画に認定したと発表した。「(仮称)伏見町三丁目計画」は、都市再生特別措置法に基づく事業計画で、三菱東京UFJ銀行を建て替えるもの。国土交通省が都市再生緊急整備地域の1つとして定めている御堂筋周辺地域において、国際競争力の高い都市開発を通じて都市の再生を図るための事業と認め、援助を行う。

御堂筋の歴史にふさわしい外観と都市のにぎわいを創出
「(仮称)伏見町三丁目計画」の開発区域は、御堂筋を挟む大阪市中央区伏見町から高麗橋にかけてのエリアで、区域面積は約1万平米。約3,980平米の敷地に地上21階建てと18階建ての2棟のオフィスビルを建築し、その周囲には約2,212平米の広場や、138平米の緑地などが設けられる。
オフィスビルには三菱東京UFJ銀行のほかにテナント事務所、ギャラリー、飲食店などが入居する予定で、御堂筋の景観にふさわしい風格あるデザインに加え、地下鉄駅への連絡通路にはバリアフリーを整備。上質なにぎわい空間を創出する事業計画が評価された。
工事は今年5月から開始されており、完成は2020年3月末の予定。
(画像はプレスリリースより)
http://www.mlit.go.jp/common/001098396.pdf