日本不動産研究所（JREI）は4月28日、「不動研住宅価格指数」2月値を公表した。東京証券取引所が2014年12月まで公表していた「東証住宅価格指数（試験算出）」引き継ぐもので、東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県及び、首都圏総合の5つのエリアにおける既存マンションの価格指数である。

これによると2月の「不動研住宅価格指数」は、2000年1月を100とした場合、首都圏総合は83.91ポイントで前月より0.10％プラスとなり、上昇へと転じた。対前年比では、4.93％の上昇となっている。

地域別では、東京都が対前月比0.49％プラスの91.45ポイント。対前年比では7.07％上昇した。

千葉県は65.59ポイント。対前月比では0.97％プラスとなったものの、対前年比では0.62％の下落となっている。

埼玉県は68.64ポイントで、対前月比0.57％のプラス。2か月連続でプラスとなった。また、対前年比でも2.30％上昇している。

神奈川県は対前月比1.47％マイナスの79.93ポイントとなり、3か月連続での下落となった。対前年比では2.22％の上昇となっている。

（画像は、日本不動産研究所のホームページより）

一般財団法人 日本不動産研究所のニュースリリース
http://www.reinet.or.jp/?p=15326