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マンション空室対策で新機軸!大京バケーションレンタル事業

2015/1/30 14:30

空き室対策事業を沖縄からスタート
大京グループは1月27日、「大京バケーションレンタル事業」を3月より開始すると発表した。

近年、少子高齢化に加えて地球温暖化対策や自然災害対策など、住宅を取り巻く環境が急速に変化している。平成25年住宅統計調査によると、我が国の空き家は約820万戸に達しており、防災や治安面、地域活性化の阻害要因となるなど、社会的な問題へと発展している。

大京グループが受託管理する52万戸超のマンションでも、居住者の高齢化や建物の老朽化が進み、これらの対策にオーナーが頭を悩ませているのが現状だ。

そこで大京グループは「リ・モデル(再生)事業」として、空き室対策に加え、地域社会の活性化につながる新しいビジネスモデルを検討してきた。その第一弾として、マンションの空室を活用した「大京バケーションレンタル事業」を開始する。

沖縄で空き室をホテルとして貸し出し
大京バケーションレンタル事業」とは、マンションの空き室を沖縄滞在時の居室として提供する、ホテル型のレンタルサービスである。

大京グループは1966年に沖縄で事業を開始して以来、地元での認知度が高く、受託管理するマンションは現在約6,000戸に上る。

また沖縄県は国家戦略特区の対象エリアとなっているため、今後、国家戦略特別区域法第13条の旅館業法適用除外の認定事業がスタートすれば、1週間から10日間の短期的な賃貸借契約を始め、サービス面でのさまざまな優遇措置が適用される見通しだ。

このため将来的にはリゾートホテル並みのサービスを整え、付加価値の高い居住空間を沖縄旅行者に提供することで、安定的な収入が得られると期待できる。

大京グループでは「大京バケーションレンタル事業」を、主に三大都市圏をターゲットに積極展開をしていく方針で、2020年の売上目標として20億円を掲げた。

(画像はニュースリリースより)

外部リンク

株式会社大京のニュースリリース
http://www.daikyo.co.jp/dev/files/20150127_2.pdf

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