10月の成約数は1万8936件
アットホームは11月19日、10月の首都圏における賃貸マンションとパートの成約状況を発表した。10月の賃貸市場は、中古マンションの成約数が9か月ぶりに前年同期を上回った。東京23区の中古マンションの成約数が大きく回復したためで、賃貸物件の成約数は前年同月比1.4%増の1万8936件。2か月連続での上昇となった。
新築物件の成約数は、マンション・アパートともに前年同月比で7か月連続の増加となっている。

マンションの平均賃料は9万1,800円
1戸あたり平均賃料は、新築マンションが前年同月比を8か月連続で上回った。賃料の高い東京23区が上昇傾向を維持しているためである。中古マンションは東京23区と神奈川県が上昇に転じ、4か月ぶりに前年同月比が上昇へと転じた。
しかし新築アパートは前年同月比2か月連続で下落、中古アパートも3か月ぶりの下落となった。
1平米あたり成約賃料の平均は、賃貸マンションが前年同月比1.7%増の2,627円。賃貸アパートは前年同月比0.7%増の2,163円だった。
また、1戸あたり成約賃料の平均は、賃貸マンションが前年同月比1.5%増の9万1,800円。賃貸アパートは前年同月比同0.5%ダウンの6万2,600円となっている。
(画像はニュースリリースより)
http://athome-inc.jp/pdf/market/14112001.pdf