東京カンテイは10月22日、「三大都市圏・主要都市別／中古マンション70平米価格月別推移（2014年9月）」　を発表した。

首都圏の中古マンション価格は、前月比プラス0.3％の2,823万円と6月以来の連続下落に歯止めが掛かり、都心6区では5,916万円（前年同月比プラス9.5％、前月比プラス1.0％）と6,000万円の大台に近づいている。

近畿圏では1,815万円と横ばい。中部圏も前月から横ばいの1,472万円だが、名古屋市中心3区では2,240万円（前年同月比プラス7.8％、前月比プラス1.4％）と上昇基調が鮮明になっている。

（画像はプレスリリースより）

都県別で見ると、東京都は3,801万円（前月比プラス0.1％）、神奈川県は2,427万円（同プラス0.2％）、埼玉県は1,863万円（同プラス0.3％）、千葉県は1,840万円（同プラス0.5％）と首都圏はいずれもプラス。

大阪府は1,844万円（同マイナス0.5％）、兵庫県は1,783万円（同プラス0.7％）。愛知県は1,537万円（同マイナス0.1％）。

9月の主要都市別・中古マンション価格では、東京23区は4,216万円（前月比プラス0.5％）で3か月連続の上昇。さいたま市は2,098万円（同プラス1.5％）、千葉市は1,755万円（同プラス1.9％）と上昇、一方、横浜市は2,564万円（同マイナス0.3％）と首都圏の主要都市では唯一マイナスとなった。

大阪市は2,189万円（同マイナス0.8％）、神戸市は1,821万円（同プラス1.3％）。名古屋市は1,779万円（同マイナス0.7％）となっている。

東京カンテイ　プレスリリース
http://www.kantei.ne.jp/release/PDFs/c201409.pdf