平成26年8月期の一口当たり分配金は2,604円
オリックス不動産投資法人は10月10日、平成26年8月期(平成26年3月1日~平成26年8月31日)の決算を発表した。オリックス不動産投資法人は、首都圏や全国の主要都市部のオフィス、物流・商業施設、住宅などに投資する総合型J-REIT。
決算短信によると平成26年8月期の純利益は、対前期比22.4%増益の51億2,000万円。一口当たり分配金は、2,604円だった。

平成27年2月期の一口当たり分配金は2,580円の見込み
平成26年8月期は34億円で購入した渋谷パインビルを皮切りに、合計9物件を新たに取得。ポートリフォリオの強化を積極的に行った。次期となる平成27年2月期(平成26年9月1日~平成27年2月28日)も引き続き、厳選物件を積極的に取得する予定だ。同時にオリックスグループのネットワークを生かした内部戦略による、保有資産の価値の向上や、コスト削減などを目指す。
純利益は6.9%増益の54億7,200万円を見込むものの、一口当たり分配金は2,580円となる見通しだ。
続く平成27年8月期(平成27年3月1日~平成27年8月31日)の純利益は、1.2%減額の54億900万円。一口当たり分配金は2,550円と予想される。
http://www.orixjreit.com/cms/whats151912CVFE.pdf