「世帯年収」ごとのマイホームの平均購入金額が判明
人生で一番高い買い物といわれている「マイホーム」。実際はどれくらいの金額で購入されているのだろうか?マイホームを保有している既婚女性を対象にしたアンケート調査の結果が明らかになった。女性向けサイト「ラルーン」の会員を対象に調査したもの。

既婚女性の半分はマイホームを保有。
アンケートによると、50%の割合で既婚女性はマイホームを所有していることが判明した。内訳は新築戸建てが71%、中古戸建てが12%、新築マンションが11%、中古マンションが6%となっている。マイホームの購入金額、最多は「2,501~3,000万円」
2,501~3,000万円が21%と最も高く、次いで3,001万円~3,500万円が18%。マイホームの購入金額を、建物の種類(新築戸建て・中古戸建て・新築マンション・中古マンション)別に分けた結果を見てみると、戸建て・マンション問わず、「中古」の購入金額は、約半数が2,000万円以下であるのに対し、「新築」の場合、2,000万円以下は10%に満たない。
世帯年収が2,000万円以上で、購入金額は7,000万円を超える
マイホームの購入金額を世帯年収別に分けた結果を見てみると、7,000万円以上のマイホームを購入した人の割合は、世帯年収が1,500万円を超えた時点で3割以上を占め、2,000万円以上では100%となっている。世帯年収が1,000万円を超えていても、3,000万円未満の家を購入した人の割合は14%ある。全体を通して見ると、世帯年収が高くなるにつれ購入金額も高くなっている。
なお、一般的と考えられている年収400~499万円世帯のマイホーム平均購入金額は2,851万円、500~599万円世帯の平均は3,046万円である。
住宅ローンの年間返済額は、一般的に「年収の25%以内」が安心だという。
年収が同じ場合でも、頭金や家族の人数、生活スタイルによって返済可能な金額は変わってくるため、上記の金額を参考にしつつ、マイホームの購入予算を算出してみるといいだろう。
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