野村不動産レジデンシャル投資法人は5月20日、保有する賃貸マンション「アーバンステージ町屋」の売却を発表した。物件の引き渡しは、5月29日の予定。

売却価格は2億3,000万円で、売却時に全額を、一括で受け取る。帳簿価格2億1,173万8,000円との差額は1億826万1,000円だった。

（画像はプレスリリースより）

「アーバンステージ町屋」は東京都荒川区町屋に位置し、東京メトロ千代田線「町屋」駅から徒歩で約10分。竣工は昭和63年、築25年余りの4階建てマンションである。

譲渡理由はポートフォリオの調整のためとしているが、築年数の経過による競争力の低下も理由の1つと考えられる。

稼働率は100％で、年間の賃貸収益はおよそ1,870万円。敷金・保証金は161万円だった。売却先は国内の一般事業会社だが、社名など詳細については非開示となっている。

「アーバンステージ町屋」の売却が運用状況に与える影響はわずかであるため、平成26年5月期（平成25年12月1日～平成26年5月31日）の収益予測に変更はなし。

野村不動産レジデンシャル投資法人のプレスリリース
http://www.nre-rf.co.jp/site/file/tmp-k5afF.pdf