2物件の売却で61.6%増益、分配金は19,365円
グローバル・ワン投資法人は5月15日、平成26年3月期の決算を発表した。平成26年3月期(平成25年10月1日~平成26年3月31日)の純利益は、前期比61.6%の増益となる20億7,900万円。1口当たりの分配金は19,365円だった。
当期はスフィアタワー天王洲、近鉄新名古屋ビル(共有持分67%)を売却。新たにアルカセントラルを取得した。
不動産等売却損と不動産等売却益の通算で11億5,700万円の利益を計上。近鉄新名古屋ビル売却益の一部は、圧縮積立金として内部留保される。

平成26年9月期の運用状況の見通し
第22期となる平成26年9月期(平成26年4月1日~平成26年9月30日)は、アルカセントラルの通期稼働が計上できるものの、売却したスフィアタワー天王洲、近鉄新名古屋ビルからの収益がなくなることから、大幅な収益減が見込まれる。平成26年9月期の純利益は9億1,600万円。55.9%の減収となる見込み。1口当たりの分配金は、5,200円となりそうだ。これは3月に投資口の分割を行ったためで、分割前の換算では10,400円。
http://www.go-reit.co.jp/cms/whats/20140515.pdf