取得総額は、146億6,650万円
ケネディクス・オフィス投資法人は5月8日、オフィスビル3物件の取得を発表した。新たに取得するのは東京都江東区の「KDX豊洲グランスクエア(準共有持分25%)」、東京都豊島区の「グレイスビル高田馬場」、栃木県宇都宮市の「フミックスステムビル」で、取得総額は146億6,650万円。
ケネディクス・オフィス投資法人は、オフィスビル特化型のJ-REITである。今回新たに3物件のオフィスビルを取得することで投資比率が拡大し、取得後のポートフォリオでは、オフィスビルのへの投資比率が90.8%となる。

投資口の追加発行で約109億円を調達
新規物件取得のための資金は、投資口の追加発行によって確保する。発行口数は21,400口。オーバーアロットメントによる売出しは1,070口。調達額はおよそ108億7,941万円となる見通しだ。新規物件取得、投資口の追加発行により、平成26年4月期(平成25年11月1日~平成26年4月30日)と、平成26年10月期(平成26年5月1日~平成26年10月31日)の収益予想に修正が行われた。
平成26年4月期の純利益は28億5,800万円と、前回予測より2億5,300万円の下方修正が行われた。しかし積立金から3億2,000万円を取り崩すため、一口当たりの分配金は前回予想額よりも190円多い9,550円となる見通しだ。
続く平成26年10月期の純利益は34億8,200万円、一口当たりの分配金は9,810円と予想される。
http://www.kdx-reit.com/cms/whats/20140508.pdf
新投資口発行及び投資口売出しに関するお知らせ
http://www.kdx-reit.com/cms/whats/20140508.pdf
平成26年4月期(第18期)及び平成26年10月期(第19期)の運用状況の予想及び分配金予想の修正に関するお知らせ
http://www.kdx-reit.com/cms/whats/20140508.pdf