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タス、「賃貸住宅市場レポート 首都圏版/関西圏・中京圏版 2014年1月」発表

2014/1/26 09:00

首都圏版では「1都3県賃貸住宅指標」及び「東京23区の外国人居住者の状況」を掲載
不動産評価Webサイト「TAS-MAP」を運営する株式会社タスは、「賃貸住宅市場レポート 首都圏版 2014年1月」及び「賃貸住宅市場レポート 関西圏・中京圏版 2014年1月」を発表した。

首都圏版では「2013年11月期の1都3県賃貸住宅指標」及び「東京23区の外国人居住者の状況」を掲載。また関西圏・中京圏版では「2013年11月期 関西圏・中京圏賃貸住宅指標」及び「中心部に集中しつつある大阪市の住宅市場」を掲載。これらの分析はアットホーム株式会社の賃貸住宅データを用いて行われている(分析:タス、データ提供:アットホーム)。

*画像はニュースリリースより

東京23区のマンション系の空室率TVIが3か月連続で微増
「賃貸住宅市場レポート 首都圏版 2014年1月」によると、「2013年11月期1都3県賃貸住宅指標」の空室率TVI(タス空室インデックス)は、東京都全域:11.98(前月比+0.05、前年同月比+0.09)、23区:11.70(前月比+0.06、前年同月比+0.08)、市部:15.31(前月比-0.06、前年同月比+0.16)、神奈川県:12.88(前月比-0.03、前年同月比+0.30)、埼玉県:15.44(前月比-0.06、前年同月比-0.23)、千葉県:13.44(前月比-0.04、前年同月比+0.53)。

供給量増加の影響で、東京23区のマンション系の空室率TVIが3か月連続で微増。また、神奈川県の空室率TVIは2012年中旬からの微増傾向が継続。今後、新年度にかけて首都圏には人口の大量な流入超過が見込まれるが、供給量も増加傾向にあるため、東京23区以外は空室率TVIが悪化する懸念があるとしている。

「東京23区の外国人居住者の状況」では、外国人を含む世帯数(外国人のみ及び日本人と外国人の複合世帯数)は、東京市部が最も多く(東京都の外国人世帯数の約16.2%)、以下新宿区(同約9.3%)、江戸川区(同約5.5%)、豊島区(同約5.4%)、足立区(同約5.0%)と続く。高級賃貸住宅の主なテナントである欧米系の外国人の割合は、渋谷区、港区、目黒区、世田谷区、千代田区で大きくなっており、これらの区の外国人のみ世帯の世帯当たり人数は、渋谷区1.4人、港区1.5人、目黒区1.4人、世田谷区1.4人、千代田区1.4人と、単身者の割合が高くなっている。

また、「賃貸住宅市場レポート 関西圏・中京圏版 2014年1月」によると、「2013年11月期 関西圏・中京圏賃貸住宅指標」の空室率TVI(タス空室インデックス)は、大阪府:7.93(前月比-0.05、前年同月比+0.02)、京都府:13.48(前月比-0.17、前年同月比-0.58)、兵庫県:11.71(前月比-0.03、前年同月比0.00)、愛知県:15.38(前月比-0.02、前年同月比+0.42)、静岡県:23.41(前月比+0.01、前年同月比+0.54)となっている。

外部リンク

タス ニュースリリース (@Press)
http://www.atpress.ne.jp/view/42551

タス「賃貸住宅市場レポート 首都圏版 2014年1月」
http://www.tas-japan.com/pdf/news/residential/

タス「賃貸住宅市場レポート 関西圏・中京圏版 2014年1月」
http://www.tas-japan.com/pdf/news/residential/

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