建物性能で2つ星
株式会社大京は10月17日、建設中の「ライオンズ仙台レジデンス」が「杜の都防災力向上マンション」として認定されたことを発表した。(画像はニュースリリースより)
これは「仙台市杜の都防災力向上マンション認定制度」において、杜の都防災力向上マンションとして建物性能(建物計画)について2つ星の認定を受けたもの。ライオンズ仙台レジデンスは地上13階建て、総戸数108戸の現在建設中のマンションで、2014年2月に竣工される予定となっている。
東日本大震災の経験から創設
仙台市杜の都防災力向上マンション認定制度は、マンションの防災力を仙台市が独自に評価、認定する制度。東日本大震災でマンションのドアが開かなくなったり水や物資の調達・運搬に苦慮したりといった高層建物特有の課題が顕在化された一方で居住者同士の支え合いによって不便な生活を切り抜けた事例も多く、マンションにおける防災活動のさらなる充実や建物性能の向上を図ることを目的に創設された。評価は建物性能または防災活動の項目により行われ、星の数はそれぞれ最大2つ。分譲マンション(新築、既存を問わず)が対象になっている。建物性能認定となるのは耐火建築物で、住宅性能評価認定を受けたマンションまたは耐震改修促進法の認定を受け耐震改修工事を実施したマンション。
株式会社大京 ニュースリリース
http://www.daikyo.co.jp/dev/files/20131017.pdf